わたしの大好きなミスチルを紹介します

ファン歴10年超のミスチルファンがミスチルの曲や音楽業界についてレビュー、考察するブログです

「つよがり」の男心にグッとくる

TOKIOの山口達也さんのニュース、驚きましたね。

natalie.mu

 

 

あれだけ有名な方だともう一生安泰というか、

仕事がなくなる心配なんてなかったでしょうに…世の中何があるかわかりませんね。

1つの失敗で全てが台無しになってしまうのは勿体無いなと思います。

ファンを悲しませないためにも日頃の言動には気を付けて頂きたいですね。 

 

さて、今回は久々にミスチルの曲レビューです。

アルバム「Q」に収録されている「つよがり」

 

メジャーなシングル曲と比較すると人気は劣りますが、

ミスチルの隠れた名曲の1つです。

 複雑な心情描写

何がそんなに良いのかというとやっぱり「歌詞」なんですよね。

 

まず、全体の歌詞をさらっと読んでもらうと、

男性側の片思いであることがわかると思います。

そして女性が何かしら問題を抱えているということも。

 

凛と構えたその姿勢には古傷が見え

重い荷物を持つ手にもつよがりを知る

 

彼女は傷ついた経験があって、ずっと引きずっている。

でも、その弱みを誰かに見せたり、頼ろうともしていない。

「古傷」「重い荷物」は比喩表現ですね。

 

蚊の鳴くような頼りない声で

君の名前を呼んでみた

孤独な夜を越えて 真っ直ぐに

向き合ってよ 抱き合ってよ 早く

 

着かず離れずが恋の術でも傍にいたいのよ

いつ君が電話くれてもいいようになってる

 

この歌詞が2人の関係を具体的に表しているのではないでしょうか。

わたしが特にグッとくるのが「早く」というフレーズです。

彼は彼女の心の傷を知っているから、強引に事を運ぼうとは思っていません。

 「何か悩みがあったら電話しておいでよ」と、

さり気なく彼女の心の支えになろうとしてるんです。

 

でも本当は「早く」なんですよね。

本心でいうなら「早く」真っ直ぐに向き合ってほしいし、「早く」抱き合ってほしいんです。

彼女を自分のものにしたいというもどかしさと、でも彼女に嫌われたくない、彼女を大切にしたいという想い。

上手くいかない恋愛模様と、彼の心情との対比が上手い。

 

「優しいね」なんて買い被るなって

怒りにも似てるけど違う

 

女性は優しい男性が好きですけど、

「優しい」で終わって欲しくないのが男心ですよね。

彼が求めてるのは「優しくしてくれてありがとう」ではなくて、

「心の傷を乗り越えて自分のことを好きになってほしい」んですよね。

「矛盾」が魅力的

わたし、つよがりの魅力って「矛盾」だと思うんです。

 

たまにはちょっと自信に満ちた声で

君の名を叫んでみんだ

あせらなくていいさ 一歩ずつ僕の傍においで

 

「あせらなくていいさ」「一歩ずつおいで」

と彼は彼女に声をかけています。

 

でも、

 

そしていつか僕と 真っ直ぐに

向き合ってよ 抱き合ってよ

早く 強く あるがままで 強がりも捨てて

 

「早く強く、ありのままを見せて欲しい。つよがりも捨ててほしい」

この矛盾なんですよ。

 

 つよがりという曲は、表向きは男性の待つ姿勢、

女性を尊重する優しい姿を描いているけれど、

実際は違うんですよね。

 

この男性は実はもっとワガママなんですよ。

「一歩ずつおいで」なんて思っていないわけです。

今すぐ来て欲しいんですから。

 

片思いって辛いものです。

相手の気持ちを大切にしたいなんて綺麗事で、

実際は両想いになりたいし幸せになりたい。

だからこのワガママってすごく自然なことです。

共感できるんですよね。

 

つよがっているのは実は男性なのかもしれません。

だから「つよがり」なのかな。

桜井さんだったらそれくらい考えそうだな。

桜井さんの歌い方

 桜井さんの絞り出すような声、

苦しそうな、心が締め付けられるような歌声。

 

これも「つよがり」という世界観をさらに高めて、

心を掻き乱してくれます。

この曲は臨場感があるのでCDよりもライブで聴くことをオススメしたいですね。

 

つよがりを知らないのは損してる

わたし、「つよがり」って桜井さんの良さが詰まった1曲だと思うんですよ。

Overもそうですけど、

桜井さんらしい女々しくて情けない「男心」が如実に表されてるというか(笑)

 

ミスチルファンとして語る上では外せない1曲です。