わたしの大好きなミスチルを紹介します

ファン歴10年超のミスチルファンがミスチルの曲や音楽業界についてレビュー、考察するブログです

渇いたkissに見る桜井さんのズルさ

ミスチルというと、Tomorrow never knowsや名もなき詩、最近だと365日やHANABIなど人気曲に注目が集まりがちですが、

桜井さんを如実に表現している思っているのが今回の「渇いたkiss」です。

「IT'S  A WONDERFUL WORLD」というアルバムに収録されています。

通称「ワンダ」

 

ワンダは大ヒット曲アルバムという感じではないですが、

王道曲も多いので人気のあるアルバムではないでしょうか。

ミスチルファンが大好きな「蘇生」も収録されてますしね。

蘇生、名曲です。

 

全体的に明るい印象なのですが、

どことなく闇がある曲も収録されているのがワンダの魅力。

その1つが「渇いたkiss」ではないかなと。

 

渇いたkissの桜井さんはズルい

完全に偏った意見で申し訳ないのですが、

わたしはこういう桜井さんが好きです。

 

悪い男に騙されるタイプでしょうか(笑)

いや、桜井さんに限っては騙されてもいいです。

むしろ騙されたい(落ち着いてください)

 

純愛キラキラな桜井さんも素晴らしいですし好きなのですが、

桜井さんの真骨頂って「ズルいけど許せるモテ男」だと思うんですよね。

 

なんか、桜井さんってちょっとズルいなと思う部分があるんですよ。

もちろん、実際の桜井さんがどうなのかは知りませんが、

少なくともミスチルの曲を聴いているとそう感じてしまう。

 

主導権を渡したくない男心

 

生温い空気がベッドに沈黙を連れてくる

もう うんざりしているのは僕だって気付いてる

君が最後の答えを口にしてしまう前に

渇いたキスで塞いでしまう

それでなんとか今をしのげればいいのに

 

こういう歌詞を書けるのがまた、桜井さんのニクイところなんですよね。

何なんでしょうか、この淫靡な雰囲気(笑)

別れが近いということをわかっているわけですよね、桜井さんは。

わかっているけれど抵抗したい。

そこで「別れたくないんだ」なんていう安易な言葉は使わないわけです。

 

普通であれば別れたくない方というのは下手に出ます。

「頼む、別れないでくれ」と。

でも、そうするともう上下関係は決まってしまうんですよね。

結局、惚れた方が弱いから、相手に従うことになる。

 

桜井さんは主導権を渡したくないんだと思います。

主導権を渡せば女性が好き勝手することになるし、自分の思い通りに事を進めることも難しくなる。

 

ズルいモテる男性というのは、主導権を相手に握らせないですよね。

握らせているように見せても自分が握っている。

そうなると女性的には上手くいかないわけです。

上手くいかないからこそ、彼に対する気持ちが強くなるし夢中になる。

 

複雑な心情と愛すべき人間性

 

ある日君が眠りに就く時 僕の言葉を思い出せばいい

そして自分を責めて 途方に暮れて

切ない夢を見ればいい

 

 ある日君が眠りに就く時 誰かの腕に抱かれてる時

生乾きだった胸の瘡蓋がはがれ

桃色のケロイドに変わればいい

時々疼きながら

平気な顔をしながら

 

この表現がまた巧みですよね。

桜井さんは複雑で繊細な心の動きを表現するのがとても上手い。

 

恋愛ってただ「好きだ」という美しい綺麗ごとだけではないですよね。

上手くいかなければ誰かを憎んだり後悔したりするし、歪な感情も持ち合わせているものだと思います。

そういうのを包み隠さず描いてくれるから、とても人間らしくて共感できる。

だから桜井さんは憎めない。

 

男性にオススメしたい曲

ミスチルの男性ファンって「LOVE」が好きという人が多い気がするんですが、

そう考えると「渇いたkiss」も受け入れやすい曲ですよね。

やっぱり桜井さんのモテ男っぷりに惹かれるのかな。

女性ファンは純愛ソングが好きなのに(笑)

 

女性の心に響く曲と男性の心に響く曲って違うんでしょうね。

面白いなぁ。